【棋士紹介】升田幸三と新手一生 升田式石田流の攻め方、進行例

スポンサーリンク



 


 

 

【棋士紹介】升田幸三と新手一生 升田式石田流の攻め方、進行例

 

 

 

 

升田幸三(ますだこうぞう(正式名称はこうそう))プロフィール

 

 

 

棋士番号 18
生年月日 1918年3月21日
出身地 広島県三良坂町
師匠 (故)木見金治郎九段
入門 1932年
四段 1936年1月1日
引退
没年月日 1991年4月5日
享年 73歳

 

 

引用:日本将棋連盟 HPより https://www.shogi.or.jp/player/pro/18.html

 

この方がいなければ、将棋は無くなっていたのかもしれない。

 

それぐらい偉大なお方です。

 

GHQ統治下にあった戦後の日本。

 

将棋の思想(戦いのゲーム)を危険と判断したGHQが将棋を排除しようとしましたが、

 

棋会を代表してGHQと交渉にあたった升田幸三が丸く収めたわけです。

 

GHQ「将棋は相手の駒を捕虜にする野蛮なゲームだから禁止」

 

升田幸三「将棋は取った駒を再度活躍させるゲーム。チェスこそ駒を取ったまま潰す(●す)」

 

かいつまんで紹介しましたが、この交渉がもし失敗していたら、文化として将棋が無くなっていたかもしれないわけですね・・・

 

新手一生

 

数々のタイトル獲得はもちろんのこと、「新手一生」をかかげ、升田式石田流(後述)、棒銀、居飛車穴熊など、戦法の開発、定跡発展に多大な貢献をされています。

 

棋士のインタビューでは、対局してみたい相手で天野宗歩(江戸時代の棋士)と並び名前が出てくるほどです。

 

ということで今回は升田式石田流について紹介します。

 

この戦法をタイトル戦で披露し、見事勝利を収めています。

 

ハメ手とプロの間で敬遠されていた早石田、石田流を正当な戦法として蘇らせた戦法でもあります。

<早石田関連記事>

【早石田と石田流の攻め方と対策】知らずに自陣が崩壊しないために・・・

 

スポンサーリンク

 

升田式石田流

 

 

 

升田式石田流の導入は早石田と同じです。

 

失敗しても通常の三間飛車と同じ駒組で進行を進めることが戦法の特徴です。

 

下記図は早石田の駒組で、▲4八玉のあとに△8六歩とし飛車先交換したところ。

 

 

ここから▲7四歩。△同歩なら▲2二角交換から、▲9五角の王手飛車取りで優勢です。

 

 

局面戻って下記図・・・

 

 

ここで△6二銀と受けてくると、▲2二角交換から▲7七角打ち。

飛車、銀両取りで先手優勢です。

 

仮に相手が先に△8八角と角交換してきても、通常の三間飛車で持久戦に持ち込むことができます。

 

 

 

 

局面戻って、下記図▲7四歩の場面。

後手△8七飛車成りとしても、▲7三歩成→△同桂馬→▲2二角成→△同銀→▲7三飛車成り→△8九飛車成り

 

 

 



 

ここで、▲9八角の返し技。△9九香車取りでも、▲4三角成りで先手良しです。

 

 

ということで升田式石田流の序盤の流れを紹介しました。

実戦は上記の通りにはならないかと思いますが、

  • 基本的な駒組は早石田、石田流
  • 4八玉とし持久戦に備える

 

 

早石田が決まるようでしたら、そのまま進行すれば良いですし、うまくいかない場合は通常の三間飛車に切り替えて持久戦に持ち込むことができます。

これが升田式石田流の特徴です( *´艸`)

 

 

 

 

 

 


スポンサーリンク




<おすすめ関連記事>


コメントを残す

CAPTCHA