第67回NHK杯2回戦第9局 三浦弘行 九段 対 宮本広志 五段

スポンサーリンク



 


第67回NHK杯2回戦第9局 三浦弘行 九段 対 宮本広志 五段

 

NHK杯 三浦九段対宮本五段の対局です。

 

解説は詰将棋作家でもある北浜健介八段。

 

両棋士プロフィール

Hiroyuki Miura九段

棋士番号 204
生年月日 1974年2月13日(43歳)
出身地 群馬県
師匠 西村一義九段
竜王戦 1組(1組:9期)
順位戦 A級(A級:16期)

NHK杯出場22回目

Hiroshi Miyamoto五段

棋士番号 296
生年月日 1986年1月27日(31歳)
出身地 和歌山県西牟婁郡上富田町
師匠 森安正幸七段
竜王戦 6組
順位戦 C級1組

NHK杯初出場

※引用日本将棋連盟HPより https://www.shogi.or.jp

 

スポンサーリンク

 

両棋士インタビュー&戦型予想

 

宮本五段

「三浦九段とは初対局。居飛車党で終盤が鋭い印象。一局でも多く指せるよう集中したい」

三浦九段

「持ち時間を残して不利な状態は残念なので、そうならないよう気を付けたい」

 

解説 北浜八段 戦型予想

「宮本五段は振り飛車党で石田流、中飛車など何でも指して終盤も粘り強い。三浦九段は以前は振り飛車党だったが最近は居飛車が多く終盤が鋭い。本局は宮本五段が振り飛車、三浦九段が居飛車の対抗形になり、白熱した終盤戦になるのではないか。」

 

宮本五段 先手番、三浦九段 後手番になり対局開始です。

 

対局開始

 

解説の通り先手宮本五段が振り飛車、後手三浦九段が居飛車の対抗形に。

先手は石田流+美濃囲い、後手は居飛車+銀冠の戦型です。

 

 

 

先手の桂跳ねから角のラインが玉のコビンにあたり厳しいです。

後手の主張は4五銀からの歩攻め、拠点作りでしょうか。

 

後手は居飛車から中飛車に振って、5五の地点をどちらが抑えるかという展開。

角のラインが玉に効いている分、先手の宮本五段が優勢に見えます。

待望の桂跳ねということで後手 角⇔銀交換になりました。

 

 

後手6六銀打ちから2五桂取りに成功。ここから△6四桂と打ち飛車を追い込み、

先手の飛車の利きが弱くなっていきます・・・

 

 

△6四桂跳ねから△5六桂。

▲7八金となり飛車の働きが悪くなりました。

 

 

ちょっと三浦九段が盛り返してきたかなーと思いましたが、数手進んで宮本五段の▲4五角がおしゃれ。

桂取りを兼ねながら敵陣も狙う攻防の角です。

 

 

 

 

 

 

△5五飛車と走り角取り。受けづらいので▲2三角と銀取りです。

 

 

 

数手進んで宮本五段 五筋から突破を狙いますが・・・

 

 

ここで三浦九段、1筋の香車を走らせて玉を広くしたのは、これまたシャレオツです。

なおかつ1筋の端攻め、2五銀を活かして玉頭攻めです。

形勢は五分五分ぐらいでしょうか。ちょっと宮本五段が良いぐらいだと思います。

ここで▲3五桂。

 

 

 

ここで△3四角。▲2三桂成りからの攻めを防ぐ攻防の角です。

お手本のような手がいっぱい出てきます。

 

 

後手1筋にと金づくりに成功。

先手角切りから飛車成りに成功しました。

どちらが寄せられるか?という展開です。

 

▲宮本五段玉、9九香成を取りますが危ないです・・・

 

やはり上段から△1五香車。▲1八歩と受けます。

 

 

 

 

ここで△1七歩と合わせたいですが、▲4二龍と入られたときに△3二歩と使えなくなるので、

△3九角と打ちます。

 

 

 

▲2八歩と受けたところで、△4八馬となり銀取に。

 

 

 

ここで宮本五段 待望の4二龍とし後手玉が詰むかどうかという展開に・・・

 

 

残しておいた歩で△3二歩と受けますが、銀打ちから寄せていきます。

 

 

 

 

▲1二金、▲2三桂成から後手玉に詰めろがかかりますが、

三浦九段オシャレに△1八香成。

△1七歩打ちから必至をかけて、玉の上部を広げる一手。

これで自玉が詰まないのでここまで読み切っていたかと思われます。

色々と駒をばらしても△7四飛車が受けにも効いているので後手玉詰みません。

ということで三浦九段の勝ちが見えました。

 

 

△1七歩、△1六金、△3八馬の銀取と先手玉必至。

後手玉には詰みがありません。ここで先手投了。

 

<投了図>

134手まで三浦九段の勝ち。

解説「終盤が面白い将棋だった。宮本五段の粘り強さ、三浦九段の終盤の切れ味、二人の持ち味が発揮された一局だった」

序中盤は宮本五段が良いかと思われましたが、三浦九段がじわじわと追い付き、終盤ねじり合いに持っていきました。終盤は三浦九段の切れ味が光りましたね( *´艸`)

 


将棋ウォーズのアイテムを無料で手に入れるには!?

<おすすめ関連記事>


コメントを残す

CAPTCHA