第67回NHK杯2回戦 第12局佐藤康光 NHK杯 対 飯島栄治 七段

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第67回NHK杯2回戦 第12局佐藤康光 NHK杯 対 飯島栄治 七段
NHK杯です。
解説は村山慈明七段。
プロフィール
佐藤康光NHK杯プロフィール
飯島栄治 七段プロフィール
飯島栄治Eiji Iijima七段
棋士番号 | 236 |
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生年月日 | 1979年9月16日(38歳) |
出身地 | 東京都江東区 |
師匠 | 桜井 昇八段 |
竜王戦 | 2組(1組:3期) |
順位戦 | B級2組 |
引用:日本将棋連盟HPより https://www.shogi.or.jp/player/pro/236.html
二人とも同じ研究会とのこと。
佐藤NHK杯は序盤が独創的で中終盤に切れ味があります。
飯島七段は居飛車の本格派で受け将棋。
先手 佐藤NHK杯
後手 飯島七段で対局開始です。
将棋って最後まで分かりませんな。という対局でした。
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対局開始
佐藤NHK杯 得意のダイレクト向かい飛車に。
後手飯島七段は馬を作ることに成功しました。
解説「佐藤NHK杯はわざと馬を作らせるこの戦型を過去数局指されている。
佐藤NHK杯の主張は手数、飯島七段は馬。」
佐藤NHK杯お約束の棒銀で襲いかかりますが、
飯島七段にいなされうまく馬を活用されます。数手進むと佐藤NHK杯受けに回り厳しい。
飯島七段の波状攻撃。
佐藤NHK杯もため息が多くなり見るからに厳しそうです。
このままじわじわリードを広げられれば負けかという展開。
飯島七段が駒を捌こうかというところ、
駒交換が終わると佐藤名人に手番が回り反撃のチャンスです。
▲7四金。
飛車取りの一手ですが、終わってみるとこの手が流れを変えた?という手。
この手で手番が佐藤NHK杯へ。
ここから佐藤NHK杯、▲4三桂馬打ち、▲6一飛車打ちと反撃です。
攻撃がやみません。また▲6一飛車打ち。
△5二銀と受けますが、結局△4一桂成が残り一手一手です。
数手進んで必至。
後手が詰まさないと負けの状況ですが・・・
先手玉詰まず、先手の勝ちになりました。
<投了図>
137手まで先手佐藤NHKの勝ち。
序盤は飯島七段が優位に進めていましたが、△7四金からの佐藤NHK杯の攻め、寄せが鋭かったです( *´艸`)将棋は最後まで分かりませんね!