NHK杯準々決勝 第4局 菅井竜也 王位 対 郷田真隆 九段
2018/02/27

NHK杯準々決勝 第4局 菅井竜也 王位 対 郷田真隆 九段
遅ればせながらNHK杯を観戦。
今回は菅井王位対郷田九段の対局です。
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解説は木村九段、先手菅井王位、後手郷田九段。
棋譜はNHK杯公式HPにアップされています。
結果も出ているので細部は省略しますが、今局は郷田九段が見事な勝利を収めました。
序盤は菅井王位が得意とする振り飛車(中飛車)に対して、郷田九段がまさかの三間飛車。
途中中飛車に振り直しましたが、郷田九段=居飛車のイメージがあったので驚きました。
駒がぶつかる中盤、後手郷田九段の6四・5四の銀、7三桂で中央の位を厚くする構想は見事( *´艸`)
44手目からの6五桂→7五歩からの攻めで主導権握ったのではないでしょうか。
局面進んでタイトルホルダーの菅井王位、意地を見せて怪しい手を連発(60手目あたり)。
ここから盛り返すのもさすがです( *´艸`)
先手菅井王位攻めを繋げますが、郷田九段が冷静に受けきり詰めろがかからず・・・
終盤は後手が龍の利きを活かして即詰みに打ち取り、113手で郷田九段の勝ち。
序盤から後手がペースを握って、コンピューターの評価値も常に後手が有利でした。
次回の郷田九段の対戦相手は山崎八段です。
正統対変則。
面白くなるでしょうなー・・・・( *´艸`)