第67回NHK杯 森下卓 九段 対 豊島将之 八段

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第67回NHK杯1回戦第10局です。

森下卓 九段 対 豊島将之 八段の一局。

司会 藤田 綾 女流二段

解説 南 芳一九段

 

解説の南九段は故米長永世棋聖、加藤一二三ともタイトル争いを繰り広げたベテラン強豪棋士です。

 

先手 森下九段、後手 豊島 八段に決まりました。

 

先手の森下九段は居飛車の実力派。タイトル挑戦経験があるも、なかなか獲得に至らず「無冠の帝王」とも言われています。

矢倉全盛期の将棋で活躍された棋士の一人。

最近では電王戦に出場し、コンピューターに触発されて指し回りも少し変わりました。

矢倉戦法の森下システムの発案者です。

 

森下 九段インタビュー

「三年ぶりのNHK杯出場です。

一局でも多く勝ち上がりたいです。

相手は豊島八段といきなり優勝候補に当たった。

二回り年も違うので思いっきりぶつかりたいです。」

 

後手豊島八段は若手の実力派です。

あれよあれよと八段まで昇段しています。

豊島八段インタビュー

「森下九段は受け将棋で手厚い棋風。先に攻める展開になるかと思いますが攻めが切れないよう気をつけたいです。」

 

解説 南 九段のお互いの印象&戦形予想

「先手 森下九段は受け将棋で手厚い棋風。

後手 豊島八段は攻め将棋ですっきりした将棋を好む。

お互い居飛車党なのでどうなるか。」

 

勢いでいえば豊島八段優勢でしょうか。対局開始です。

 

 

対局開始

 

戦形予想通り、相居飛車の将棋に。

森下九段が仕掛けます。

 

3筋の歩が交換され面白い展開に。

 

解説 南九段「森下九段の作戦勝ちか」

 

さすがの矢倉全盛期の将棋で活躍された森下九段です。

 

 

角交換に。

 

展開が進んでみると、お互い困ったような感じに。

 

豊島八段が冷静に対応した結果か、

 

森下九段どこから手をつけて良いのか困った感じです。

 

 

豊島八段の手番となり、歩の突き捨てから攻撃が開始されます。

 

 

ここから豊島八段が圧倒的に良くなりました。

 

森下九段は角⇔金交換、飛車得となりましたが、

豊島八段の王手銀取りからの歩の攻めが厳しいです。

 

 

局面が進むと、森下九段に攻めの手番が回りません。

 

仮に手番が回ってきたとしても、飛車打ちからの攻めが遠いです。

豊島八段は玉のコビンを角、歩、銀で冷静に攻めていきます。

 

こりゃ持たないな~

 

の局面で森下九段投了です。

 

 

<投了図>

 

解説 南九段「最初は森下九段の作戦勝ちと思ったが、豊島が細い攻めを繋げて攻め切った。」

 

110手で豊島八段の勝ちとなりました。

 

最初は戦況が均衡していましたが、森下九段の攻めが切れた後の、豊島八段の攻めが見事でした。

 

この局面で、角交換後の飛車取りが結果として森下九段の悪手ということでしょうか。

 

角と歩のコビン攻めから簡単に崩れてしまいました。

 

 

やはり豊島八段 序盤・中盤・終盤 スキがありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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