第67回NHK杯2回戦 第2局 広瀬章人 八段 対 畠山鎮 七段(ポイントのみ)
2017/10/13

第67回NHK杯2回戦 第2局 広瀬章人 八段 対 畠山鎮 七段(ポイントのみ)
8月13日(日)放送
司会 藤田綾女流二段
解説 佐藤六段
NHK杯です。
放送日がたまたまお盆と重なりましたね( ^ω^)・・・
お盆の帰省中は墓参り、親族の行事などでバタバタしており、リアルタイムでは見られませんでした!
帰省後に視聴しましたが、もう結果が分かっていたので(ネットで)ポイントだけかいつまんで( ^ω^)・・・
先手 畠山鎮 七段
後手 広瀬章人 八段
広瀬八段、畠山七段ともに攻め将棋です。
広瀬八段は振り飛車穴熊を主に採用してタイトルを奪取した通称「穴熊王子」。
最近は居飛車を指すことが多いです。畠山七段も居飛車党なので、相居飛車の戦いになるのではないでしょうか。(解説も同戦型予想)
放送から数日たっていたので棋譜がもう公開されています。↓
下記はおおまかな流れと、ちょっとした感想です( ^ω^)・・・
ってか広瀬八段 メガネかけられてたんですね( ^ω^)・・・
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<序盤>
相居飛車から角替わりの将棋に。
角替わり、相腰掛銀で進行が進みます。
互いに陣形を整えたところから、先手 畠山七段の仕掛け、攻めが続きます。
後手 広瀬八段、先手の攻めをどう面倒を見るか
という局面。畠山七段が良さそうです。
進行が進み、
(50手目前後)
畠山七段→7二角を狙った、6三銀
結果→金取り
広瀬八段→9筋の歩の突き捨てから、飛車取を狙った3七角
結果→飛車取り
互いに駒を清算してどうかという展開です。
<中盤~終盤>
(50手目~70手目)
駒を打ち合い、広瀬八段の飛車打ち。駒も清算され一気に終盤へ。
広瀬八段の飛車、銀、金の攻めを畠山七段が受けきれるかという展開です。
詰めろ詰めろで攻めが続くので、なかなか畠山七段に手番が回りません。
ただ広瀬八段の攻めも細く、攻めが切れれば負けそうです。
(70手目~101手目)
畠山七段にも手番が回ってきました。
4三歩から詰めろをかけていき、飛車を絡めて攻めていきます。
豊富な持ち駒を用いて、一手余らせて見事寄せきりました( ^ω^)・・・
101手で畠山七段の勝利。
終盤の広瀬八段の攻めを冷静に受けて、
手番が回った瞬間の一手一手の寄せが見事でした。