【棋士紹介】貴族の愛称で親しまれる佐藤天彦名人が示すコンピューター将棋の可能性

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【棋士紹介】貴族の愛称で親しまれる佐藤天彦名人が示すコンピューター将棋の可能性

 

 

佐藤天彦名人のプロフィール

 

佐藤天彦 名人
棋士番号 263
生年月日 1988年1月16日(29歳)
出身地 福岡県福岡市
師匠 中田 功七段
竜王戦 1組(1組:4期)
順位戦 第75期名人(A級以上:3期)

※日本将棋連盟ホームページ https://www.shogi.or.jp/player/pro/263.htmlより引用

 

2016年に羽生善治三冠に勝利し、名人位を獲得した佐藤天彦名人。

福岡県福岡市出身で師匠は中田功七段です。

中田功七段は三間飛車の名手。対穴熊戦法の中田XP(プロ間ではあまり使用されていない)の生みの親で、

三間飛車の筋はコーヤン流なんて呼ばれています。

 

【三間飛車の穴熊対策】中田xpのススメ

 

佐藤名人は糸谷哲郎八段、戸部誠七段、広瀬章人八段と同世代です。(1988年前後生まれ)

ちなみにこの世代の棋士、特に上記棋士は勝率も高く活躍されています。

そしてもれなく、あだ名もついている!( ^ω^)・・・

 

佐藤天彦名人・・・貴族

糸谷哲郎八段・・・怪物くん

戸部誠七段・・・戸部攻め(あだ名?)

広瀬章人八段・・・穴熊王子

 

佐藤名人の「貴族」 の愛称は

 

おしゃれ(ファッション)が好き→アン・ドゥムルメステールを好む(パリコレなんかにも出ている服)

 

こんな感じ↓

 

 

クラシック音楽が好き→ベートーヴェンなど

 

が由来となっています。

 

 

 

棋風は?

 

居飛車党の本格派。角換わり、横歩取りをよく採用して勝率も高いです。

特に受けの強さにも定評があり、劣勢の将棋でも粘り強く指し、逆転するケースもあります。

名人位を獲得しているので、当然強い!っというか序盤・中盤も強いのですが、終盤が激強です。

 

実力の裏返し、獲得賞金ランキングでは第三位(2016年)にランクインしています。

2016年   年間獲得賞金・対局料ベスト10

『年間獲得賞金・対局料ベスト10』が下記のとおりとなりました。

順位 氏名 額 昨年順位
1 羽生善治 三冠 9,150(11,900) 1
2 渡辺 明 竜王 7,390(4,577) 3
3 佐藤天彦 名人 5,722(2,616) 6
4 糸谷哲郎 八段 3,543(5,531) 2
5 山崎隆之 八段 3,206(1,346) 17
6 郷田真隆 王将 3,185(2,467) 7
7 豊島将之 七段 2,492(2,459) 8
8 丸山忠久 九段 2,210(1,106) 23
9 三浦弘行 九段 1,997(1,989) 12
10 深浦康市 九段 1,849(2,373)

※日本将棋連盟ホームページより

https://www.shogi.or.jp/news/2017/02/201610.html

 

 

 

 

渡辺明二冠との関係性は?

 

 

佐藤名人と渡辺明二冠は学生の頃からの付き合い。

プライベートでもフットサルチームを結成しています。(広瀬八段なども参加)

佐藤名人が中学生、渡辺明二冠が高校生の頃からネット将棋で対局し、知り合い今に至るようです。

(結構有名な話ですが!)

渡辺明二冠は既に妻子がいらっしゃるので、よく自宅に遊びに行かれているようです。

縁というか不思議な運命ですね。

 

●出会いはネット将棋

――お二人の出会いの頃について聞かせてください。最初はネット将棋だったそうですね。
佐藤 僕が中学2年生くらいで、渡辺さんが高校2年生くらいでした。ネット将棋で対局したのですが、渡辺さんのことは当時は知りませんでした。
渡辺 僕は中田コーヤンさん(中田功七段)に聞いていたので知っていました。15年くらい前のインターネット将棋がはやる前ですが、中田さんにはネット将棋を指したり、会ってご飯をご馳走していただけたりお世話になっていました。その縁で天彦のことを聞き、福岡に弟子がいるけど、周りに指す人が少ないので教えてやってほしいと頼まれたのです。
佐藤 最初は、渡辺さんのことは知らずに指していましたが、まあ強さ的にもプロだろうなと思っていましたね(笑)。それだけ点数高かったり、強かったりすると目立ちますからね。当時の僕から見ると手厚い将棋なので、20代以上のもっと大人の人かと想像していましたが、それが渡辺さんだったということも、あとで師匠から聞きました。

引用 スペシャル対談 渡辺明竜王×佐藤天彦名人「将棋新時代はボクたちが作る」

https://book.mynavi.jp/shogi/detail/id=66123

 

上記対談(リンク)は佐藤天彦棋士が名人位を獲得されたばかりの頃のもので、当時のエピソードが分かり、

なかなか面白いですよ!

 

 

フットサルの様子↓

参考 将棋棋士フットサル部 https://www.shogi.or.jp/column/2016/10/post_22.html

 

 

コンピューター将棋 Ponanzaと対局~コンピューターとの付き合い方~

電王戦でPonanzaと対局し、惜しくも敗れてしまいました。

名人が敗れるという衝撃のニュースが各所で取り上げられましたね。

 

第2期電王戦二番勝負

佐藤天彦 対 Ponanza 第一戦棋譜

佐藤天彦 対 Ponanza 第二戦棋譜

 

そのときの記事はこちら↓

【佐藤名人敗北】コンピューター将棋に勝つことはできるのか

 

個人的にはコンピューターと人間が対局することは、「もういいんじゃない!?」というのが率直な感想ですが・・・

 

車と人間が走ったってかなうはずがない・・・

 

人間とコンピューターとのこれからの付き合い方がまさに下記コメントに凝縮されていると思います。

 

(将棋ソフトが)ネガティブな意味で捉えられる面もあるが、個人の感覚としては、ソフトが出てきてくれたこと、そのものは良いことだと思う。今まで将棋の歴史は、人類だけで形作られてきたものだったと思う。シンプルに考えれば、そこに出てきた新しい可能性が将棋ソフトなのかなと。

人間が今まで培ってきた将棋の技術があるが、コンピューターソフトが出てきてくれたことによって、そこに対して再検証・解釈の違いというか…。そういった中で、人間が「新しい気付き」を与えてもらって、前に進むことができると思います

引用:電王戦 第2局対局前 佐藤天彦名人コメントより

 

今後はさらにコンピューターが発達した世の中になって、上記のような考え方が必要でしょう。

コンピューターの出現によって、定跡も見直され、人間の常識が覆されていますからね。

電王戦第一局のPonanzaの初手は意味不明です・・・でもそれが今後新常識になるかもしれません。

 

将棋以外の業界にも通じると思いますが・・・

人間の性で否定したくなる気持ちもありますが、うまく付き合っていかないといけないんでしょうね・・・

 

まとめ

 

名人位を持つ佐藤天彦棋士は貴族の愛称で親しまれる強豪棋士。

渡辺明二冠と特に親交があり、糸谷八段、広瀬八段などとは同世代です。

勝数、獲得賞金などから見ても、トップ棋士のお一人。

7月21日(金)には第75期名人就位式(パーティー)(名人位防衛により)が東京で開催される予定です!

<詳細>

https://www.shogi.or.jp/event/2017/07/75.html?mi=rlt_player

 

 

 

 

 

 

 

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