序盤の戦法と囲い【居飛車】

      2017/07/27


 

将棋序盤の囲いと戦法を紹介します。

将棋序盤は駒組を行い玉を安全にすることが大切です。

あわせて駒の損得を考えながら、なるべく駒を相手にとられないようにしましょう。

まずは一番攻撃力が高い飛車をどこに配置するかによって、玉の逃げ場所、囲いも変わります。

例えば、開戦時に飛車の場所を移動させずに戦う方法を居飛車、

飛車を3、4、5筋に振り戦う方法を振り飛車といいます。

それぞれ三間飛車、四間飛車、中飛車といわれています。

今回は居飛車の囲いと戦法について記載します。

居飛車

読んで字のごとく、飛車の場所はそのままに飛車先(2筋)を伸ばしていく戦法です。

5-1筋(盤面右側)が主戦場となることが多いので、玉を左側に移動し、

矢倉、舟囲い、居飛車穴熊、などに囲います。

進行例は

▲7六歩    △3四歩    ▲2六歩    △4四歩    ▲2五歩    △3三角
▲4八銀    △3二銀    ▲5八金右  △4三銀    ▲5六歩    △4二飛
▲6八玉    △6二玉    ▲7八玉    △7二玉    ▲6八銀    △8二玉
▲5七銀左  △7二銀    ▲3六歩    △5二金左  ▲3七銀    △1四歩▲6八金上

※棋譜は局面により上記の限りではありません。

この局面より歩がお互いにぶつかり開戦します。

飛車、角、銀、桂馬を使用して、相手陣を攻めていきます。

特に最初の慣れるまでは2筋(飛車の前)、7筋(角の右斜めのマス)の歩を進め、

飛車と角を使うことを意識しましょう。(飛車先を伸ばす、角道を開けるといいます)

 

囲い

矢倉囲い

 

居飛車のオーソドックスな形です。

「将棋の純文学」と言われるように、将棋の王道です。

囲いをしっかり作って攻めていくのが基本ですが、急戦を目指す指し方もあります。

初心者の方は、まずはこの矢倉を覚えることから始めたらいいでしょう。

舟囲い

 

対振り飛車(飛車を移動させる)戦によく組まれる囲いです。

舟囲いのまま急戦を仕掛けることもありますし、この囲いから変形して

穴熊囲いに組み長期戦に備える方法もあります。

対振り飛車戦の囲いは舟囲いから穴熊へ組み直す流れが主流です。

 

居飛車穴熊

舟囲いから派生する囲いで、囲いの中で一番固い囲いです。

玉の安全度が高まりますが、囲うまでに手数がかかることが欠点です。

駒が左に固まる為、駒打ちのスペースも広がります。

穴熊は上記図だけではなく、金、銀、角の位置が違う穴熊もあります。

 

戦法とワンポイントアドバイス

 

囲いを作った後は開戦になります。

居飛車でよく使用され、初心者の方が一番初めに覚えることが多い戦法が

棒銀戦法です。

棒銀戦法

銀を前に繰り出して、飛車先を突破する戦法です。

下記の図のように(こんなに簡単にはいきませんが・・・)

銀を犠牲にして飛車先を突破し、飛車成り(竜)を狙います。

 

うまく相手が応じてきた場合でも銀交換、1歩得(銀と歩が自分の駒台におかれる)となることが多いです。

銀を使用すると同時に、角道を通して、角で敵陣を狙うこともポイントです。

飛車先の歩を交換すると1歩得し、前の1歩が無くなり飛車先が直接敵陣を狙う(成れる確率が上がる)ことになるので飛車先の歩交換は得と言われています。

逆に相手が飛車先交換を狙ってきたら、銀または角を上げて交換を防ぐ癖をつけましょう。

 

《詳細記事》

棒銀戦法とは?

角換わりとは?

横歩取りとは?

 

 

 

 - 囲い, 戦法

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