ゴキゲン中飛車の攻め方と対策をわかりやすく解説!これであなたもゴキ中マスター!
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ゴキゲン中飛車の攻め方と対策をわかりやすく解説!これであなたもゴキ中マスター!
中飛車の戦法ゴキゲン中飛車の紹介です。
この戦法を考案した棋士がゴキゲンに将棋を指す明るい人だったから、
この名前がつきました。(名付け親は別)
考案者(戦法使用者)は近藤 正和六段 です。
奨励会時代からこの戦法を指して、一時勝率が9割以上にまでなられました。
従来の振り飛車は受けの戦法と言われてきました。
振り飛車のなかでも中飛車は特に受けの戦法と言われてましたが、「ゴキゲン中飛車」は攻めの戦法です。
序盤から中飛車で積極的に位をとり局面を有利に進めます。
ゴキゲン中飛車の戦形
ゴキゲン中飛車のポイント
・5八飛、5六歩の手順が大切
・5五の地点を押さえる
ゴキゲン中飛車対策
超速3七銀
▲4八銀△5五歩▲6八玉△3三角▲3六歩△6二玉▲3七銀△7二玉▲4六銀
ゴキゲン中飛車に対して、銀を3七銀、4六銀と繰り出し速攻を狙う戦法が超速3七銀です。
相手の角頭を攻めていきます。
ここから相手は角を捌いたり、飛車先交換したりと研究将棋、乱打戦になりやすいです。
個人的には定跡化され指し始めのうちは対応が難しいのであまりオススメしません!
丸山ワクチン
ゴキゲン中飛車への対抗策の2つ目が「丸山ワクチン」です。
ゴキゲン中飛車側から5五歩と位を取られる前に角交換し、長期戦に用いる作戦です。
個人的には超速より、ゆっくりとした局面になることが多い丸山ワクチンの方がおすすめです。
ちなみに丸山ワクチンの由来は角換わりで高い勝率を誇る、丸山忠久棋士が積極的に用いたことと、医学者の丸山千里が開発した丸山ワクチンに引っ掛けて、丸山ワクチンと呼ばれるようになりました。
ゴキゲン中飛車の対策
・超速3七銀
・丸山ワクチン
その他定跡が研究され様々な対策が打ち出されている
まとめ
ゴキゲン中飛車は位を5五の位をとり、局面を有利に進める戦法です。
将棋では昔からこの5五の地点がとても大切な地点で、ここを先に押さえてしまおうということです。
ゴキゲン中飛車は定跡が発達し、昔に比べて簡単に勝てる戦法ではなくなりましたが、今だにプロでも使用される優秀な戦法です。
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