ゴキゲン中飛車の攻め方と対策

      2017/08/05


スポンサーリンク

 

 

ゴキゲン中飛車の攻め方と対策

 

 

 

中飛車の戦法ゴキゲン中飛車の紹介です。

 

この戦法を考案した棋士がゴキゲンに将棋を指す明るい人だったから、

この名前がつきました。(名付け親は別)

 

考案者(戦法使用者)は近藤 正和六段 です。

 

奨励会時代からこの戦法を指して、一時勝率が9割以上にまでなられました。

 

従来の振り飛車は受けの戦法と言われてきました。

 

振り飛車のなかでも中飛車は特に受けの戦法と言われてましたが、「ゴキゲン中飛車」は攻めの戦法です。

 

序盤から中飛車で積極的に位をとり局面を有利に進めます。

 

 

ゴキゲン中飛車の戦形

 ▲5八飛△3四歩▲5六歩△8四歩▲7六歩△8五歩▲5五歩
ポイントは5五の地点を押さえることです。
飛車を5筋に回り、5六歩、5五歩と突いていきます。
受け手はこの手順を相手が指してきたら、ゴキゲン中飛車の対策、受けが必要になるということです。
ここで相手は飛車先交換が可能な状態ですが、ここからの進行例は、
△8六歩▲同歩△同飛▲5四歩△同歩▲2二角成△同銀▲7七角△8九飛成▲2二角成△5五桂▲4八玉
相手から飛車先交換をされて一見不利に見えますが、進行が進むとゴキゲン中飛車側が有利になります。
最初の局面で、5六歩と突かず先に7六歩と角道を開けると、角交換から4五角と打たれてしまいます。
ですのでゴキゲン中飛車に組むときは、▲5八飛▲5六歩の手順が大切です。
飛車を5筋に回って、5五の地点をとり局面を有利に進める。
これがゴキゲン中飛車の基本的な考え方です。
ゴキゲン中飛車は定跡化されており、横歩どりに少し似ているかもしれません。

スポンサーリンク

ゴキゲン中飛車対策

 

 

超速3七銀

 

 

 

▲4八銀△5五歩▲6八玉△3三角▲3六歩△6二玉▲3七銀△7二玉▲4六銀

 

 

ゴキゲン中飛車に対して、銀を3七銀、4六銀と繰り出し速攻を狙う戦法が超速3七銀です。

 

相手の角頭を攻めていきます。

 

ここから相手は角を捌いたり、飛車先交換したりと研究将棋、乱打戦になりやすいです。

 

個人的には定跡化され指し始めのうちは対応が難しいのであまりオススメしません!

 

 

 

 

 

 

丸山ワクチン

ゴキゲン中飛車への対抗策の2つ目が「丸山ワクチン」です。

 

ゴキゲン中飛車側から5五歩と位を取られる前に角交換し、長期戦に用いる作戦です。

 

 

個人的には超速より、ゆっくりとした局面になることが多い丸山ワクチンの方がおすすめです。

 

 

ちなみに丸山ワクチンの由来は角換わりで高い勝率を誇る、丸山忠久棋士が積極的に用いたことと、医学者の丸山千里が開発した丸山ワクチンに引っ掛けて、丸山ワクチンと呼ばれるようになりました。

 

まとめ

 

ゴキゲン中飛車は位を5五の位をとり、局面を有利に進める戦法です。

 

将棋では昔からこの5五の地点がとても大切な地点で、ここを先に押さえてしまおうということです。

 

ゴキゲン中飛車は定跡が発達し、昔に比べて簡単に勝てる戦法ではなくなりましたが、今だにプロでも使用される優秀な戦法です。

 

(関連記事)

【序盤の流れ】初手~二手での戦法・囲いの見分け方まとめ

 

スポンサーリンク

 

 

 

 - 戦法

Translate »