【将棋ウォーズ】1級から初段になる為に気をつけることを序盤・中盤・終盤にわけて解説
Contents
【将棋ウォーズ】1級から初段になる為に気をつけることを序盤・中盤・終盤にわけて解説
将棋ウォーズ初段までの道のり
最短で初段に上がるには最低30戦必要です。
将棋ウォーズは達成率が100%になれば昇級・昇段するシステムです。
例えば達成率が90%の状態で、次局で勝利すれば100%または 負ければ80%など対戦相手の難易度(選択可)、勝敗で達成率が上下するということです。
↓プロフィール横の達成率の数値がポイント
開始直後は30級より開始されます。
飛び級ができません。
つまり
〇30級→勝利し100%達成→29級
×30級→勝利し100%達成→28級とは
ならないということです。
ということで
開始直後 30級 29級 28級 27級 26級 ・ ・ ・ 5級 4級 3級 2級 1級 初段
となります。
例えば、相手の対戦レベルが自分より強い相手であれば、
30戦30勝0敗で最短で初段に上がれるということです。
相手が自分より棋力が低ければ、例え勝ったとしても達成率の上がり幅が低くなります。
↓マイページで選択可
1級と初段の壁
よく1級と初段には壁があると言われます
1級まで順調に勝ち上がったとしても、1級から初段に上がるには初段の相手に勝つことが必要です。
1級対1級で勝利しても達成率の上昇率が低く、なかなか達成率が100%になりづらいと言われます。
さらに1級の状態で2級以下の相手に負けると達成率が大きく下がってしまいます。
1級の状態で勝ち負けを重ね、達成率を上げることができない状態がいわば初段の壁です。
初段になるには、初段以上の相手に勝利することが近道です。
1級から初段に限らずですが、自分より級位、段位が格上の人間と戦うと大きく達成率があがり、負けても達成率の減りは少ないです。しかし、もちろんその分相手の強さも強いので毎回辛い戦いを強いられる可能性が高いです。
一応よく言われている昇級しやすい方法は、
設定画面で「対戦相手の強さ」を少し強めに設定する
ことです。
それにより、格上の相手と当たりやすくなるので昇級しやすくなるというもの。
設定画面は、将棋ウォーズのトップ画面の下(マイページと書かれてるボタンの下)に歯車が二個描かれているボタンがあるので、そこをタップすることにより入れます。
ただ、個人的には格上との戦いは疲れるので、僕は対戦相手の強さを少し弱めに設定し、ゆるゆるとプレイしています。
初段の相手に勝つには・・・?
改めて将棋ウォーズのルールは
- 対応端末
Android 4.0 以上/iPhone iOS 5.1.1 以上- 1日3局、オンラインで世界中の戦士と戦えます。(対局可能数は、午前3時頃リセット)
- 棋神召喚
将棋の神様です。5手自動に指してくれます。勝敗にかかわらず消費されます。
棋力は2016Ponaと同じくらいです。
戦況があまりにも劣勢の場合やプレイヤー間で棋神の呼出しが頻繁に行われた場合は降臨しない事があります。
※降臨失敗時は棋神の数は消費されません。- 対局中ステータス
考慮中…相手の手番時に表示されます。
長考中…相手の手番が長い場合に表示されます。
再接続中…自分の通信状況が悪いと表示されます。接続状況により1分程度通信が途切れると「接続切れ負け」になります。
通信不調…相手の通信状況が悪いと表示されます。- 対局ルール
1局10分の持ち時間で、時間が無くなると「時間切れ負け」になります。
また、「入玉将棋の宣言法」(アマチュア将棋大会公式ルール)を採用しております。宣言は自動で行われます。
※2014年9月30日までは「トライルール」を採用しておりました。
1局3分の持ち時間制の「弾丸モード」や、1手10秒の「10秒将棋」もあります。- マッチングシステム
あなたの棋力に合った対戦相手を自動で選別します。
マイページから対戦相手の希望を設定することも出来ます。- 級・段システム
達成度が100%になるとレベルアップ!- 棋神解析
棋神があなたの対局を振り返ってくれる機能で、形勢(どちらが有利か)の動きや、ここでどう指せば良かったのかを教えてくれます。 引用:将棋ウォーズ Q&A https://shogiwars.heroz.jp/qa
将棋ウォーズは
①10分切れ負け(3分、10秒切れ負けもあり)
②棋神システム(上記 将棋ウォーズルール参照)
が大きな特徴です。
①10分切れ負け
持ち時間の延長がないので、時間が切れた時点で負けです。
終盤では持ち時間が少なくなるケースがあるので注意が必要です。
持ち時間が少なくなると指し手も粗くなってしまいます。
序盤は定跡に沿って早々と進めると良いでしょう。
局面が不利になっては本末転倒ですので定跡化されて考えなくてもよい手は早指しで、考えが必要な局面は時間を使うメリハリが大切です。
終盤の詰む、詰まないの局面で、持ち時間の有無が影響してきます。
②棋神システム
将棋ウォーズ独自のシステムです。
AIが5手自動で指してくれます。(棋神はいわばアイテムの為、消費すれば無くなっていきます)
使わないに越したことはありませんが、覚えておいて損はないシステムです。
序盤・中盤・終盤別に見ると・・・
序盤
特に①10分切れ負けを意識して指さないといけません。
序盤で時間を消費せずに有利に局面を進めるには、
・定跡を覚える
・対局経験を積む(応じ手が分かるようになる)
・駒得を意識する
大きくこの3点です。
中盤
駒得は中盤~終盤に活きてきます。
形勢判断(駒得、玉の堅さ、安全度など)の目安の一つです。
当たり前ですが、形勢判断が相手より良ければ優勢です。
終盤
自玉に詰めろが全くかからない状態(中盤からの流れで自玉が堅く、安全)であれば、 相手玉をどう寄せるかです。
詰将棋を解いて終盤力を鍛えましょう。 (寄せの手筋などを本で勉強することも大切です)
終盤は一手間違えると負けにつながります。 時間切れも迫っている場合が多いので間違えも起こりやすいです。
「相手玉詰みそうだけど、なんかこの局面見たことあるな~。あの寄せ筋が有効だ!」 この引き出しがいっぱいあれば勝利できます。
局面変わって、自玉も詰みそう、相手玉も詰みそう、そんな一手違いの場合は、 まずは自玉の詰みから読む癖をつけましょう。
自玉が詰まなければ負けにはなりません。(時間切れ以外) そこから相手玉の詰みを読むようにしたほうが、攻防の一手を指せる確率も上がってきます。
ここで詰将棋などを多く解いていると、詰む詰まないを読むスピードも上がるということです。
まとめ
将棋ウォーズで昇段になるには、将棋が強くなること!!これにつきるのですが、
初段になる為に気を付けること(達成率で)は
・自分より級、段が上の相手に勝つ
・自分より級、段が下の相手に負けない、負けを減らす
この2点を意識することが大切です。
実際の対局においては、
・序盤はあまり時間をかけず局面を有利に進める
・中盤はリードを広げる、相手の反撃を許さない
・終盤は相手玉を詰ます、時間切れにならないようにする
この3点を意識して将棋を指しましょう。
<関連記事はこちら>
関連記事