【早石田と石田流の攻め方と対策】知らずに自陣が崩壊しないために・・・

      2017/09/19


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早石田と石田流

三間飛車の戦法、早石田と石田流を紹介します。

 

石田さんってどちらさん??

 

って思われる方もいるでしょうが

 

一説には江戸時代の将棋棋士 石田検校が産み出したと言われています。

 

江戸時代の定跡書にはすでに早石田、石田流が記載されていて、

 

現代の棋士(升田幸三、鈴木大介、久保利明プロ棋士ら)により定跡が整備・磨かれた戦法です。

 

升田幸三・・・新手一生をかかげ数々の戦法を産み出した伝説のお方

 

鈴木大介、久保利明・・・現役バリバリのプロ棋士で「振り飛車御三家」で知られる。残りお一人は藤井システム                  の発案者  藤井猛。

 

私、早石田と石田流があまり好きではありません。

どちらかというと嫌いです。
この戦法を使われると、対応する手を指さないといけないので・・・

 

指しやすいと言えば指しやすいですが、相手に主導権を握られるのが少し気に食いません・・・

 

逆に使いこなせれば、こちらが主導権を握ることができる戦法です。

早石田

 

▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩
▲4八玉△6二銀▲7四歩△同歩▲2二角成△同銀▲5五角

 

三間飛車に組み、三筋の歩を伸ばします。ここで相手も角道を開けた場合に、早石田の仕掛けが可能です。

早石田は急戦戦法で、ハメ手とも言われています。

6二銀がいなければ、飛車を移動させて飛車、銀双方の駒取を防げるのですが、

上図では飛車、銀両取りを防ぐ手はありません。

 

ということで面白くないので、こうなってしまった場合は、

▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩
▲4八玉△6二銀▲7四歩△同歩▲2二角成△同銀▲5五角

△3三角▲8二角成(飛車取)△9九角成 と進行が進み乱打戦になります。

 

好みにもよりますが、こうなると一手の間違えで、負けになってしまうので、ゆったりと指したいものです。

 

仮に▲4八玉が無くなり、△6二銀のタイミングが変わればどうなるでしょうか。

▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩
▲7四歩△6二銀▲2二角成△同銀▲7三歩成△同銀▲7四歩△6四銀▲7三角△同桂▲7三歩成△同銀▲同竜

敵陣崩壊です。っが

ここで△王手角打ちの9五角が狙いの一着です。

ということで、この筋を防ぐために、早石田を仕掛ける前に、▲4八玉、▲9六歩など手を入れておく必要があります。

 

 

 

 

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早石田対策

 

早石田の対策は簡単です。

△5四歩です。

これで▲5五角打ちの筋が無くなります。

 

加えて△5二玉も指したい手です。

 

下記の角打ちと先ほど記載した7三の王手角打ちからの攻めが無くなり、ゆったりと指すことができます。

 

ここで攻め好きでイケイケの人は▲5三角打ちで角成を狙いますが、

 

△6二角打ちで角成を防げます。

この△5四歩を見て、多くの人は早石田から切り替えて石田流に組み直してきます。

 

石田流

石田流(石田流本組)は

飛車、角、銀、桂馬が躍動する「振り飛車の理想形」とも言われます。

 

基本の駒組は

▲6六歩で角道をとめて、飛車を3筋に振り、

これが石田流の駒組みです。

ここから先手は銀を6五の地点まで移動させ、7四歩から銀を攻めに参加させたり、

桂馬を跳ねて攻撃に厚みを持たせたりして敵陣を突破します。<イメージ>

石田流対策

石田流対策は棒金です

棒銀は聞きなれているかもしれませんが棒「金」です。

読んで字のごとく棒銀の金バージョンです。

△9五歩▲同歩△同香車▲9六歩△7四歩▲同歩△7五歩

これで飛車か角をとることができます。

 

まとめ

早石田、石田流ともに定跡が発達し、プロ・アマ問わずさされる人気の戦法です。

 

最近では石田流でも棒金対策で銀上がりを保留するなど定跡が研究されています。

 

参考になる棋譜(棋士)は

久保利明 王将です。

 

振り飛車が得意な久保王将は石田流、中飛車、四間飛車など様々な振り飛車戦法指しこなし、

特に石田流の駒組みは大変参考になります。

一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。。

 

<升田式石田流についてはこちら>

【棋士紹介】升田幸三と新手一生 升田式石田流の攻め方、進行例

 

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 - 戦法

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