【攻め方・対策】角交換四間飛車の流れ(さわり)
【攻め方・対策】角交換四間飛車の流れ(さわり)
角交換四間飛車の紹介です。
振り飛車の定跡は角道をとめることですが、序盤から角交換もいとわない戦法です。
藤井九段が実戦で使用できる戦法まで定跡を整備され、升田幸三賞を受賞されています。
角交換四間飛車のメリットはこの2点です。
- 振り飛車で積極的に戦える戦法
- 美濃囲いを使用するので、対矢倉戦の場合は囲いの固さで有利
駒をさばくという基本的な考え方は振り飛車と変わらず、
四間飛車、向かい飛車に振り、角交換した角、自陣の銀を用いて敵陣を突破する戦法です。
局面によっては飛車をさばけることが多いので、相手が矢倉囲いでしたら局面を有利に進めることができます。
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角交換四間飛車の駒組
通常の振り飛車でしたら角道を止めますが、角交換四間飛車は角道を開けて、四間飛車に振り角交換を行います。
角交換四間飛車の攻め方
駒組み、角交換を行い・・・
まずは銀上がりで飛車先交換を防ぎます。
この後の進行では向かい飛車に振ることが多いのですが、玉を上がらずに飛車を振ると・・・・
角を打たれますので注意が必要です。
ですのでここで先に玉、囲いを駒組した後に向かい飛車に振っていきます。
角交換四間飛車側は、自陣の銀と手持ちの角を使って攻めていきます。
オーソドックスな攻め方は逆棒銀です。
相手の陣形が整っていなければ、飛車交換を狙う手もあります。
角交換四間飛の対策
銀には銀
角交換四飛車は、銀、桂馬、角を活用して攻めてくるため、銀で受けられるようにしておくことが大切です。
銀を上がっておかないと受けられずに、逆棒銀、飛車交換を狙われます。
角交換四間飛車のポイント
・四間飛車の角道を開けて角交換を行う
・角交換後は美濃囲い(高美濃囲い、銀冠)に囲う
・向かい飛車に振り直し、逆棒銀を狙うことが多い
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