これは外せない!将棋の格言まとめ
これは外せない!将棋の格言まとめ
将棋には様々な格言があります。
格言を覚えて、いざ実戦に臨むと
「なるほど!!」
と思うものばかりです。
実戦で表れる頻度が高い格言を一部まとめてみました。
将棋の格言まとめ
歩のない将棋は負け将棋
歩は最弱の駒ですが、攻守ともに歩がないと困るよ!負けるよ!という格言。
開戦の歩の突き捨て、交換から始まるように、歩がないと攻めることができませんし、受けることもできません。「戦いは歩の突き捨てから」という格言もありますが、上記に関連しています。
三歩あったら継ぎ歩に垂れ歩
持ち駒に歩が3歩あれば、継ぎ歩、垂れ歩の手筋を考えましょうという格言。
三歩持ったら端に手あり
持ち駒に歩が3歩あれば端攻めを考えましょうという格言。
ヘボ将棋玉より飛車を可愛がる
以前私もよくやらかしていたポカ。
例えば、自陣に王手飛車取りがかかっている場面で、王手に気づかずに飛車を逃がすこと。(たまに今も( *´艸`))
終盤の考え方を表した格言。終盤の詰む詰まないの場面で飛車の価値も大切ですが、
自玉に詰みがないか、相手玉に詰みがないか、まずは考えなさいよ!という格言です。
居玉は避けよ
居玉にせずに玉を囲ったり、自陣に手を加えた方が良いですよ!という格言。
守りの駒が玉の近くにいる方が負けづらくなります。
自玉が囲われていて、相手玉が居玉であれば、形勢判断としては自玉が有利です。
急戦は居玉
急戦の場合は、上記の「居玉は避けよ」の限りではありませんよ!という格言。
相手が攻めてきているのに、自玉を囲っても不利になるだけですよね。
臨機応変に対応しなさいという格言です。
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大駒は離して打て
飛車、角の大駒は離して打ちましょうという格言。
離して打つと駒成もしやすいです。
特に終盤、相手玉を詰ます場面で大駒を使うときは、離して打って、駒成とし詰みになる場合も多い。
近くで打つと、金、銀などで弾かれてしまいます。
大駒は近づけて受けよ
大駒は離して受けよとは逆の格言。飛車、角は引きつけて受けなさいという意味です。
引きつけて金、銀で受ければ、大駒は撤退を余儀なくされ、こちらの手番になります。
玉飛車接近すべからず
玉と飛車は近くにいちゃダメ!絶対!という格言。
王手飛車取りの手筋で飛車を取られる確率が増えるからです。
飛車、角は玉と離しておくべきです。
玉は下段に落とせ
相手玉を詰ますときは、玉を下段に落とした方が詰ませやすいという格言。
玉は包むように寄せよ
上記の関連格言。玉は下段に落としながら、包むように寄せましょうという格言。
要の金を狙え
寄せる時は玉の近くにいる金から攻めなさいという格言。
金がいなくなれば受けが効かず、とたんに寄せられてしまいます。
金はとどめに残せ
最後の詰みの場面で金を残しておきなさいよ!という格言。
「金があれば詰むのに・・・」という局面が多々出てきます。
これを防ぐために金は最後に残しておきましょう。
金底の歩岩よりも固し
金底の歩が固いという格言。上からの香車打ちが弱点です。
金の下に歩を打つため、歩で受けることができません。
香は下段から打て
香車は下段から打った方が威力が増すという格言です。
まとめ
上記以外にも様々な将棋の格言がありますが、実戦によく出てくる格言を一部紹介しました。
格言を覚えれば、どのような手を指すべきか自然と引き出しが増えるかと思います。
特に歩、玉、大駒、金関連の格言は実戦でよく出てくるので覚えておいて損はないでしょう。
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