日本将棋連盟 全公式戦に金属探知機導入へ
日本将棋連盟 全公式戦に金属探知機導入へ
日本将棋連盟が金属探知機による身体検査を対局者に課す新規定を導入することが13日、分かった。電子機器による不正行為の防止策をより厳格化するための新ルールとなる。
関係者によると、対象となるのは将棋会館(東京都渋谷区)、関西将棋会館(大阪市福島区)で行われる全公式戦。対局室に入る前に別室で連盟職員が金属探知機による身体検査を行い、同時にカバンの中身を目視で確認する荷物検査も実施する。最低限必要なものだけを取り出させ、カバンそのものをロッカーに預けさせる案もある。
引用:スポーツ報知 将棋連盟が全対局で金属探知機検査へ…スマホなど規制厳格化 http://www.hochi.co.jp/topics/20170913-OHT1T50288.html
コンピューター将棋ソフト不正疑惑問題から約1年。
将棋会館、関西将棋会館で行われる全公式戦で金属探知機による身体検査が導入されることになりました。
明確な罰則規定がないことに一部批判もあるようですが、やむを得ない措置でしょう。
従来の対局は、棋士の性善説によって運営されてきましたが、問題が起きた以上組織としては対処せざるおえません。
悲しいことですが・・・
「公式戦の最中、ソフトに頼った時点でプロ失格」
とあるプロ棋士が仰っていましたが、その土壌がある以上、手を打っておくことは当然です。
疑惑を向けられた棋士は、白黒関係なく悪魔の証明をすることになります。
「この疑惑を向けられる」という環境を排除しない限り、同様の問題が勃発するでしょう。
あとは罰則をより厳密化すれば、棋士を守れる環境になるのではないでしょうか。
スポーツにドーピング検査があるのは当たり前ですからね・・・
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