覚えて損はない歩の手筋
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覚えて損はない歩の手筋
歩のない将棋は負け将棋
なんて言いますがどうなんでしょうか。
私もルールを覚えたての初心者だった頃は
「ひとまず飛車と角で攻めりゃあいいんでしょ!?」
「歩なんて特攻隊長でしょ?(ある意味正解)」
なんてテキトーに考えていましたが、やっぱり歩大事だよね!
なんて思うわけです。
歩の手筋といいますが、これを覚えれば勝率もどっと上がり初心者脱出です。
いくつかの歩の手筋を紹介します。
歩の手筋
垂れ歩
と金作りを狙うために敵陣の前に歩を垂らす手筋。
これを使いこなせれば、勝率もぐっとアップします。
相手が一番嫌な攻めは、と金攻めです。(と金をとっても歩の為)
垂れ歩を駆使して戦いましょう。
たたきの歩
駒に歩を打ちつけて相手の陣形を乱す手筋。
図の場合、たたきの歩で相手駒、陣形を攻撃し、桂跳ねから攻めがつづきます。
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継ぎ歩
読んで字の如く、歩を継いでいく手筋。
継歩で歩の位置をずらして、攻めの拠点を作ることに成功しました。
持ち駒が3歩以上あるときは継ぎ歩、端攻めを考えましょう。
焦点の歩
駒の利きが集中しているところに歩を打ちつけて、相手の陣形を乱す手筋。
この手筋も頻繁に出てきます。
図の場合、3三の地点に歩を打つことにより、相手の陣形が乱れ飛車成りが成功しました。
ダンスの歩
歩で駒を何回もたたいて移動させ、しまいにはとってしまう手筋。
駒が踊るように見えることから、その名の通りダンスの歩。金、銀に使うことが多いです。
金底の歩
「金底の歩、岩より固し」
なんて言葉があるぐらい有名な手筋というか格言。上からの香車打ちが弱点です。。
金底の歩を打たれると敵陣が一気に固くなります。
まとめ
歩にはたくさんの手筋があることをお分かりいただけましょうか。
無意識のうちに自然に使っていた手筋もあると思います。
手筋を意識して将棋を指せば、
勝率もアップしますよ!
歩の手筋
垂れ歩・・・と金を作るために敵陣の手前に歩を垂らす手筋
たたきの歩・・・歩を使って敵陣、敵駒を乱す手筋
継ぎ歩・・・歩を継いでいく手筋。攻めの拠点を作るときなどに活用される
焦点の歩・・・駒の利きが集中しているところに歩を打ちつけて、相手の陣形を乱す手筋
ダンスの歩・・・歩を打ちつけて相手の駒を移動させる手筋
金底の歩・・・金の底に歩を打つ
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