【終盤力の強化に】詰将棋3手詰め激闘6問!5秒以内に解けるか?
どうも。ひろゆきです。
前回、将棋初心者の方と、「パッと見で解けるかチャレンジ」をしてみたい方用に一手詰めの記事を書きました。
ありがたいことにPV数も一瞬跳ね上がり、詰将棋の奥深い人気を感じました。
やっぱり、終盤寄せきれない。詰めるはずなのに見つからない。と悩んでる方が多いんですね。僕も同じです。
さて今回はそんな決定力に悩むあなたのために、さらに一歩進み三手詰めの良問を6問用意してきたので、是非チャレンジしてみてください。
出題は前回同様、浦野真彦先生作の3手詰ハンドブック(黄色い方)から出題いたします。
浦野先生の3手詰ハンドブックはピンクのものもあり、どちらもそれぞれ良問が200問収録されています。
そちらの問題はまた改めて別の記事にしますね。
さて、今回の記事のルールです。
一手詰めと同じく、三手詰めも見た瞬間にパッと解けるくらいでないと、実戦ではなかなか使えないと聞きます。
しかしながら、タイトルにある5秒で解くのはきつすぎるだろっていう人もいると思います。
そこで、ルールを2種類に分けることにしました。
チャレンジャー用ルール
1問5秒で解くこと。
初心者用ルール
何分かかってでも全問解くこと。
前回同様、5番目、6番目は少し歯ごたえのある問題を用意しました。
どちらのタイプの方もルール通りに突破出来たら素敵です☆
頑張っていきましょー。
Contents
この記事を読むメリット
詰将棋に慣れ、実戦の終盤力の強化に役立ちます。
それではさっそく参りましょう。
注:全ての問題において、自玉を非表示にしてしまうと、ツールの仕様で盤面が作成できなかったので、自玉は表示されていても無いものとしてお考え下さい。
詰将棋第一
問題
(出典:浦野真彦著 3手詰ハンドブック No.59)
解答
▲2二銀成 △1三玉 ▲2三飛
角を動かしてしまうと△2四玉で逃げられてしまうため、銀か飛車を使う。
ここでは、端っこに玉を追いやる▲2二銀成。
詰将棋第二
問題
(出典:浦野真彦著 3手詰ハンドブック No.87)
解答
▲1三銀 △同桂 ▲1一龍
玉を逃がさないために、2五の桂馬は動かせない。
ポイントは1三に銀を打つことで、龍が横に移動するための通り道を空けること。
詰将棋第三
問題
(出典:浦野真彦著 3手詰ハンドブック No.103)
解答
▲4二飛 △同金 ▲2三馬
銀を動かしたり、飛車を置く場所を工夫しても4一に玉が逃げられてしまう。
ここは4二に飛車を打ち、それを金で取らせることにより玉の逃げ場所を封じる一手。ちょいムズ。
詰将棋第四
問題
(出典:浦野真彦著 3手詰ハンドブック No.112)
解答
▲2一飛成 △同玉 ▲3二金
1四の地点に玉を逃がしたくない。玉は下に落とせの格言通りに飛車を捨てるのが決め手。
△3三玉と逃げた場合は、▲3二竜の駒余り。
詰将棋第五
問題
(出典:浦野真彦著 3手詰ハンドブック No.168)
解答
▲3二銀不成 △同玉 ▲2一角
これは結構難しいと思う。▲3二銀成にしてしまうと、△1二玉と逃げられた場合に、▲2三飛成が取られてしまうため失敗。
▲3二銀不成にすることで、2三の地点に利かせられるため、△1二玉も▲2三成で仕留めることができる。これが5秒でできたらすごい!
詰将棋第六
問題
(出典:浦野真彦著 3手詰ハンドブック No.195)
解答
▲1三桂成 △同香 ▲1二金
色々工夫しても△2一玉と逃げられてしまう。
ここは、後ろから守ってる感を出している桂馬を捨てる一手。
香車で取られるが、▲1二金でしっかり抑え込む。同香ではなく、同玉の場合は▲2三金。
まとめ
いかがだったでしょうか。一手詰めから三手詰めに変わると一気に難しくなりますね。
終盤力を鍛えるには、
1.詰め筋を覚える。
2.3手詰め数百問丸暗記する。
3.3手詰めの本を何周もする。
と、色々な意見があります。
今回出題した浦野先生の3手詰ハンドブックは、他のブロガーの方がおすすめされていて僕は買いました。
3手詰めの本を何周もするのであれば、この浦野先生の黄色とピンクの3手詰ハンドブックを買って解きまくるのが僕もいいと思います。
3手詰めは難しいわー。という方は、1手詰めからで全然いいと思います。ただ、3手詰めも結局は慣れなので、周回していくうちにどんどんかかる時間は短くなっていきますよ。
もう、この際全部買ってパーフェクトつめしょうがー(詰将棋player)になっちゃいましょう!
それじゃあ、また。良い将棋ライフを。
Author:ひろゆき
関連記事