菅井七段が王位戦タイトル奪取。羽生三冠に勝利!
菅井七段が王位戦タイトル奪取。羽生三冠に勝利!
第58期王位戦、菅井竜也七段が奪取
羽生善治王位に菅井竜也七段が挑戦する第58期王位戦七番勝負第5局が、8月29、30日(火、水)に徳島県徳島市「渭水苑」で行われ、後手の菅井七段が108手で勝利し4勝1敗で初タイトルを獲得しました。
引用:https://www.shogi.or.jp/news/2017/08/58_12.html
菅井七段が羽生三冠に4勝1敗と勝ち越し、王位戦の初タイトルを獲得しました。
羽生三冠が2012年に王位を獲得して以来、5年(5期)ぶりの新王位となりました。
2012年 羽生善治 対 藤井隆 勝ち:羽生善治
2013年 羽生善治 対 行方尚史 勝ち:羽生善治
2014年 羽生善治 対 木村一基 勝ち:羽生善治
2015年 羽生善治 対 広瀬章人 勝ち:羽生善治
2016年 羽生善治 対 木村一基 勝ち:羽生善治
2017年 羽生善治 対 菅井竜也 勝ち:菅井竜也
実際の対局は?
羽生善治 三冠 vs. 菅井竜也 七段 第58期王位戦七番勝負 第5局 棋譜
(無料棋譜データベース 将棋DB2)
将棋は菅井八段の角交換振り飛車対 羽生三冠の居飛車で進行。
驚いたのが序盤10手目の菅井八段の3三金からの3二飛車。
初めて見ましたΣ(・□・;)
一見、三間飛車ですが、飛車の前に金がいますからね・・・
重く感じますが、この手をタイトル獲得がかかった第5局で指してくるあたり研究手でしょうか。
56手目の3二歩もすんげーです。感覚がコンピューターっぽいなーとも思いながら。
85手目以降から菅井八段の攻めが筋に入って寄せきりました。
世代交代を感じさせますが、まだ羽生二冠持ってらっしゃいますからね・・・(王座・棋聖)
といっても、2017年現在将棋七大タイトルの半分は若手強豪棋士が在位しています。
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渡辺明 竜王
佐藤天彦 名人
羽生善治 二冠(王座・棋聖)
菅井竜也 王位 新
久保利明 王将
引用:日本将棋連盟 HPより https://www.shogi.or.jp/player/
今思えば、井上慶太九段門下は若手強豪棋士揃いで、絶好調ですね( ^ω^)・・・
菅井七段・・・今回 王位獲得
稲葉八段・・・名人戦タイトル挑戦権獲得(奪取はならず)、銀河戦優勝
船江六段・・・加古川青流戦、上州YAMADAチャレンジ杯 優勝
でもでも
40代を過ぎてなお、タイトルを2つ保持して、20代の若手とタイトル戦を戦っている羽生先生が一番凄い!!
ということが一番言いたいのです、実は。
<七大タイトルをまとめた記事>
<羽生マジックをまとめた記事>
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